カテゴリ:ワイン( 10 )

こんなことって・・・。

先日Frank CornelissenのMunjebel Bianco4を開けました。

ワイン自体素晴らしく良かったのですが、

2日後にもう一度飲もうと手にすると

・・・え、2色??・・・

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そうなんです、液面から指2本分くらいだけ茶色くなってるんです!

今までも二酸化硫黄無添加のワインをいろいろと扱ってきましたが

こんなことは初めてです。

僕は「液面が直接酸素に触れているから、液面から酸化していくんだ」と思いましたが

社長は「澱がある部分とない部分で酸化のスピードが違うのでは」という予想でした。

確かに茶色い部分は透き通っていて、下の黄色い部分は少し濁りがありました。

うーん、すごい。
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by taibane1999 | 2009-11-27 12:15 | ワイン

ジャンフランコ ソルデーラ。

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Intistieti 1992
Intistieti Riserva 1992
Brunello Riserva 2002

えーーーーーー、キッシーなんでそんなワイン飲んでるの?!

と、羨ましがられること間違いなし!皆さんすみません、僕ばっかり・・・。

1杯だけ飲もう!と仲良しのお店に一人でフラッと寄ったら
こんなワインを飲めるなんて・・・。

もともとソルデーラをこのお店のM島さんが持ってることも知らなかった
わけですから、僕、そしてそこに集まったお客さんも全くもって想定外でした。

そしてこの日はとんでもなくおかしな日でした。

僕とお一人のお客さまとM島さんの3人で
今度の土日に出る"まつりつくば"について話していたらみんなでヒートアップ!

じゃあ景気付けに一杯飲んで帰りますと僕。

それならこれ飲みますかと出てきたのがIntistieti 1992の飲み比べ!!!!!

どひゃーとなりながら、その状態の良さ、若さにすげーと感動しておりました。

そこにひょっこりうちのしゃちょーの友達のイタリア人が。

おおー久しぶり、イタリアに帰っちゃうんだってねー、なんて話していたら
ひょっこりうちの社長が。

あまり会社の外で偶然会うってことがなかったので、びっくりしました!

4人でちびちび飲んでると、そこにひょっこり荒川沖の酒屋さんのY原くんとG藤さんが。

なんでみんなソルデーラに引き寄せられて集合してるんだーーーーっと
とにかくとにかくびっくりでした。
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by taibane1999 | 2009-08-24 18:30 | ワイン

エドアルド ヴァレンティーニ。

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社長の飲みさしワインコーナーにこんなワインが・・・。

Edoardo Valentini Montepulciano d'Abruzzo1992

このラベルを見ていたらなんだか昔のことを思い出し、僕の師匠、立石 滋氏について書こうと思います。

そもそも僕は学生時代にワインの魅力にとりつかれたわけですが、当然アルバイトでしかレストランでも働いたことがなく、経験ゼロみたいなものでした。

プロになろうと心に決めてから最初にしておきたかったイタリアでのブドウ収穫を果たし、帰国後すぐに働き始めたレストランが
新宿御苑のタベルナ ロッサーナ。

ここで知り合ったのが僕の師匠である立石 滋その人であり、この人なくしてヴィナイオータの太田社長との出会いは語れません。

立石さんは当時から外からの情報に頼らず、自分の感覚だけで店でサービスするワインを決めていました。僕がこのお店で働きたいと思ったのも、ある雑誌に立石さんが載っていて、他の有名ソムリエたちがスーパートスカーナやスーパーV.d.T.を紹介しているのにもかかわらず、ただ一人"オルヴィエート(スカンビア)”というマイナーなD.O.C.銘柄を紹介していたからです。そのチョイスの渋さ、D.O.C.を重んじている感じは当時としては異質でしたし、孤高の格好良さがありました。

僕が一緒に働けたのは僅かな時間でしたが、信じられないくらいの沢山のことを教えてもらいました。
全く何も出来なった僕からすると、教わった技術の全てが今に役立っていますが
なにより大きかったのは、サービスマンとしてのホスピタリティとスピリッツ(心構えというべきか)でしょうか。

変にベタベタせず、必要なときにテーブルに行き、そのときは全力で喜ばせ楽しませる。
だけども常にお客様が主役であることを忘れず、自分は脇役に徹する。

本当の友達が来たのと同じようにお客様に接するのに、なあなあにならず、きっちりもてなす。

その全てが力が抜けた自然な状態で出来る、そんなホスピタリティとスピリッツなのです。

長丁場の営業の中で、この辺りのことが出来るサービスマンは世の中にそんなに多くありません。

立石さんは今は銀座のメッツァノッテというお店でいぶし銀のワインをサービスしておりますので
お近くに寄られた際は是非!!
http://www.mezzanotte-ginza.com/top.html
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by taibane1999 | 2009-05-27 15:30 | ワイン

すごいワイン。

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"すごいワイン"というのはやっぱりいつ飲んでもすごい。

Quintarelliのワインを初めて飲んだのは今から10年前くらいだろうか。

デパートに並んでいたValpolicella1992を5000円ほどで買って家で飲んでみた。

Quintarelliのワインの中でも特殊な1992年は、当時の僕の能力では到底理解できるはずもなく、
?を頭の上にフヨフヨさせながら「ラベルもかっこいいし、きっと凄いワインなんだ!」と
あまり美味しいと思わなかったくせに十傑入りさせてました・・・。
↑当時自分の部屋にワインの空き瓶を並べ勝手に順位付け、"十傑"を決めてました・・・、笑ってください。

それから少しして、やっぱりAmaroneも一度飲んでおかないととAmarone1991を気合で購入。23000円くらいだったような?

このワインには身震いし、心底感動しました。

伝統的スタイルのワインの普遍性や古臭さに魅かれてワインにのめり込んでいった僕にとって、
スーパートスカーナ的なI.G.T.ワインが"すごいワイン"と呼ばれる当時の風潮は、どこか違和感がありました。

ですので、QuintarelliのようなD.O.C.ワイン(今はD.O.C.G.かな?)に出会えると
イタリアワインの真髄”すごいワイン”をまた一つ知れた!と大興奮したものです。

時代に流されず変わらないものって、やっぱりかっこいいなー。
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by taibane1999 | 2009-04-16 14:43 | ワイン

1973年。

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おとといはうちのかみさんの誕生日。

ずっと前にしゃちょーにもらったバルバカルロ1973年を開けました!

なんだってこのワインはこんなに果実が生き生きとしているのか?

旨い!旨すぎる!!

何度飲んでもバルバカルロのかなり古いものからは

理屈以上の凄さを感じる・・・。

コッコ(マルチーズ)もこの表情・・・。
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by taibane1999 | 2008-11-14 08:51 | ワイン

衝撃!

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9月末の新入荷ワインに紛れてこっそり入ってきた
ジョヴァンニ ボローニのディスティッラート(蒸留酒)。

入荷したての上、価格も凄いので、まだ飲んだことのある人は少ないはずですが、はっきり言って度肝を抜かれる味わいです!

弊社扱いのPojer&Sandriも、ジェンツィアーナ(リンドウの根)の蒸留酒を
造っていて、以前うちでも輸入したことがありましたが、正直比にならないと思ってしまうほど・・・。

僕がアルコールにあまり強くないせいなのか、あまり蒸留酒を飲みつけないせいなのか、とにかく蒸留酒って"味わいのナチュラルさ"というものを感じにくいお酒だと思います(逆にアルコールを純粋に感じ過ぎるのか?)。

ですがこのジョヴァンニ ボローニのディスティッラートからは、喉が焼けるようなあの感覚もなく、後味が優しくナチュラル。

そして今まで感じたことのないような根っこの香りと味わい・・・(←なんかあまり美味しそうじゃありませんが、感動しました、ホントに)。

こういうホンマモンの凄いお酒に出会えると、また1つ自分の壁を突き破れたような気がします、
そういう感覚って嬉しいなー。
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by taibane1999 | 2008-10-15 16:28 | ワイン

Vin Santo。

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昔っていうほどの昔ではありませんが、前はイタリア料理店に行くと必ずVin Santoってありましたよね?

僕はトスカーナにちょびっと住んでいて思い入れがあるので、今の日本での冷遇を残念に思います。

日本ではほとんどのVin Santoが甘口でしたが、イタリアでは辛口もポピュラー。王道はどちらなのか、疑問に思う人も今は少ないだろうな・・・(←これについては今度何かに書きます。)。

僕がイタリアに行っていたのは僅かな期間ですが、ワイナリーを手伝っているときに運良く見せてもらえたVin Santoの樽出し。恐ろしく濁っていたはずの果汁が数年の醗酵と熟成を経て、黄金のVin Santoとなって出てきたときには、もう言葉になりませんでした・・・。その感動は変わることなく心に残っていて、今も思い出すと凄くドキドキします。

写真は、そんなことを思い出して、引っ張り出したイタリア滞在中のエチケット。中央は、アンティノーリの赤のヴィンサント。フィレンツェの酒屋さんで当時1500円くらいでした。どうやったらこんな価格で造れるのか???そしてそれまで飲んだことのなかった赤のヴィンサントにビックリしたのを覚えています。

ちなみにその左下はベルターニの79年のレチョートスプマンテ、店頭に15年くらい置いてあるから500円でいいって言われたけど、飲んだら醤油みたいでした・・・、辛かった。。。
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by taibane1999 | 2008-08-07 10:39 | ワイン

今やシンデレラワインとなったマグマのTMC!

感想が遅くなりました!
Magma2 3つの畑、噂のTMCの試飲コメントです。d0104984_1735476.jpg

まずどんな年だったのかといいますと、そうです、エトナ山が噴火した年です。
ただフランクの畑のすぐ隣を溶岩が流れた!とかそういうことではなく、フランクの畑とは違う斜面のもっと標高が上の方だったようですね。
とはいえ、当然火山灰は降り注いだわけで、下記のように大変苦労した年なのです。

2002年は通常造り手が遭遇しえない困難なヴィンテージで、ブドウ樹の成長シーズンも極めて雨がちに始まり、信じられないことに成長期後半の夏、さらに秋まで続いた。そこへエトナ山の噴火が襲い、雨のために付着した火山灰をブドウから一房一房ブラシで除きながら収穫を行うことを余儀なくされた。(インポーター資料より)

各畑については“北の極楽とんぼ”ことSさんに協力をお願いして簡単に説明を作ってみました。
Trefiletti トレフィレッティ
フランクが最初に購入したMonte Dolce地帯の近く。標高も高く、地質的にもMonte Dolceに似ている。ミネラル感が強く、香りの要素も複雑で奥深い。(アルコール度数14.4%)

Marchesa マルケーザ
彼が持っている畑の中でも最も標高の低い畑。土壌が肥沃なせいかブドウの糖度が上がりやすい。酸はやや弱めだが、均整のとれたワインとなる。(アルコール度数13.7%)

Carderrara カルデッラーラ
Monte Dolce地帯よりも北側のランダッツォ(La Calabrettaがある)という町にある畑。岩がゴロゴロとした土壌で、とても水はけが良い。そのせいかブドウは凝縮しやすいものの、ときにその印象が粗野にも感じる。(アルコール度数13.1%)

試飲コメント
T  圧倒的な骨太感、アルコールも高く感じる。それでもあまり粗野な印象がなくリッチ。
   ミネラルはまだ感じることができない、開くのに時間がかかりそうなワイン。
M  果実は強いのにスルッと喉を通る、絶妙のバランス。そしてその果実の艶っぽさは
   今までのフランクのワインに感じたことのない素晴らしさ!
C  3つの中では一番酸を感じる。でも次の瞬間それと同じくらいの果実がドーン。
   旨みのある酸がバリバリして、もう一口もう一口と飲みたくなる。
全体的に素晴らしい内容でした。そして2002年というヴィンテージを感じさせない果実の充実振りは圧巻です。Magmaには毎回驚かされますが、今回の2も衝撃でした。ただこの年でこれだけのワインになるということは、2001年のMagma1が開くのって一体何時なんだろ・・・。

本当にこの試飲は勉強になりました、飲ませてくださった”ろ”さんありがとうございました!!
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by taibane1999 | 2007-05-16 16:29 | ワイン

噂のワインを飲みました!

なんとか4月の出荷も落ち着いてきましたが、処理できていない山積みの仕事たち(しかも毎日増えていきます)に参っている今日この頃です。

でもそんな中、思い切って昨日は東京に営業に行きました。
麻布十番に今度オープンするお店のワインの相談、4月中旬で閉店予定のお店へ最後の挨拶、インポーターで働いてみたいという若者と会って、表参道の大物シェフととある酒屋さんに営業とビッチリでした。
茨城に引っ越してから、出荷業務に追われなかなか東京に出られないので
たまに行くといろいろ詰め込んでしまいがちです。。。

ただ昨日スペシャルだったのはこのワインでした。
Frank Cornelissen Magma2!!
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噂のTとMとCです。
テイスティングコメントは次回!
写真凄いピンボケですんません。
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by taibane1999 | 2007-04-07 16:50 | ワイン

新入荷ワイン。

なかなかブログを書かなかったら、皆さんに「まだ?」って聞かれるんで、
みんな本当にマメなんだなーって思う今日この頃です。

親方がイタリアに出立して、ワイン入庫後の鬼出荷も落ち着き、倉庫の整理も大体できたので、新入荷ワインに関して僕なりのコメントをチラッと書いてみます。

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La Calabretta Etna Rosso 1997
「年のわりに結構熟成感がある。ただ1998年とかとも雰囲気が違う。」とうちの親方に言われ、なんだか想像ができなかったのですが、飲んでみたら「あれ?バローロ?ピエモンテの古いワイン?」という印象でした。

「ちゃんと酸があって,果実はかなり削げている。ただ後味まではその熟成感はなく、逆に綺麗にひなびた果実が顔を出す。アフターのアフターはミネラルだろうか、伸びていく伸びていく。」味わいはこんな感想でしょうか。

ちなみにうちのかみさん(キョウトネーゼ・ワインは素人です)もおいしいおいしいと2回くらい言ってました。最近フランクのワインばかり飲ませてたら、あまりおいしいと言ってくれてなかったでホッとしました。。。

写真のもう1つのほうですが、Pojer&SandriのMerlinoです。
インポーター資料には”ヴィーノ リクオローゾ メルリーノは、醗酵初期段階のラグラインの果汁に1990年産のアックアヴィーテ ディ ヴィーノを混ぜ醗酵をとめたアルコール度数18%のリキュール。”と書いたものの、飲んだことなかったので味わいを説明できませんでした。。。

まず常温で飲んでみました。
香りはアックアヴィーテ ディ ヴィーノの香りが強い。だけど口に含むと突然ブドウ果汁!甘い。鼻に抜ける風味はフレッシュブドウ果汁とブランデーの一緒になったもの、徐々にアルコールを感じはじめ、最終的にブランデーの甘辛い後味。なんとも不思議な印象。

僕はあまりお酒が強くないのでちょっとガッサータ(発泡水)で割ってみました。
すると良い意味でシャバシャバにはなったのですが甘みを感じづらく、よりブランデー香が強調されてしまいました。

今度は氷を入れてロックで、するとブランデー香は遠くの方にいって、フレッシュブドウ果汁が前に、だけど甘みは締まってしつこくないし良い感じでした。

まとめると、フレッシュなブドウ果汁とブランデーの両方を兼ね備えた不思議な雰囲気で、個人的にはロックで飲むと楽しいかなと。やはり食後がいいと思いますが、料理にも使えそうだなーと感じました。皆さん是非一度この未体験ゾーンをお試しください!
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by taibane1999 | 2007-03-23 18:06 | ワイン